壁紙の柄合わせで何m増える?無地と柄物・5mロールの比較例

この例を計算ツールで開く →

幅3.6m・高さ2.4mの壁1面に、有効幅92cmの壁紙を貼る例です。必要長さは無地10m、縦リピート64cmの柄物10.24m。それでも5mロールでは、無地は2巻、柄物は4巻となる計算です。

共通条件は壁1面・切りしろ合計10cm

壁の幅・高さは、この部分

壁の幅・高さは、この部分
壁に向かった正面図です。幅は左端から右端、高さは床から天井。このツールでは窓・ドアの部分も含めます。図は寸法の位置を示す模式図です。

壁の幅3.6m、有効幅92cm(0.92m)なので、3.6 ÷ 0.92を切り上げて4列です。高さ2.4mに上下の切りしろ合計0.1mを足すと、柄合わせ前の1列の長さは2.5mになります。切りしろ10cmは上下合計の入力例です。

5mロール・1巻4,000円と仮定した比較
項目商品A:無地商品B:柄物
有効幅92cm92cm
縦リピート0cm64cm
必要列数4列4列
1列の裁断長2.5m2.56m
裁断長の合計10m10.24m
5mロール1巻から取れる本数2本1本
購入巻数2巻4巻
購入総量10m20m
購入費8,000円16,000円

寸法・価格・ロール長は説明用の仮定で、特定商品の販売情報ではありません。窓・ドアは控除せず、同じ位置で柄を合わせる条件です。ステップ柄合わせには対応しません。

縦リピート64cmでは、1列を2.56mで計算する

縦リピート:同じ柄から次の同じ柄へ

縦リピート:同じ柄から次の同じ柄へ
同じひし形の中心同士の距離が64cm。同じ位置で柄を合わせるため、裁断長をリピートの倍数に切り上げます。模式図です。

2.5mを0.64mの倍数に切り上げます。0.64 × 3 = 1.92mでは高さが不足するため、0.64 × 4 = 2.56mです。4列で2.56 × 4 = 10.24mになります。無地の10mとの差は0.24mです。

合計の差は0.24mでも、購入巻数が変わる理由

無地:5mから2本取れる計算

無地:5mから2本取れる計算
2.5m × 2本 = 5m。切断ロス0・使える長さが正確に5mの場合です。

柄物:5mから1本しか取れない計算

柄物:5mから1本しか取れない計算
1本切ると残りは2.44m。点線で示した2本分は5.12mとなり、右端の赤い部分が不足します。柄の開始位置の追加ロスは含みません。

無地の2.5mは5mロールから2本取れます。柄物の2.56mは2本で5.12mとなり、5mロールからは1本しか取れません。3巻を購入して総量15mあっても、2.56mの裁断片は3本まで。この例の4列には4巻必要です。

入力するのは、全幅ではなく有効幅

有効幅は施工後に1列で覆える幅です。耳の切り落としや施工条件により、商品全体の幅と異なる場合があります。商品の仕様と施工要領で確認してください。サンゲツの施工上の注意でも、有効幅とリピート表示の確認が案内されています。

参考:サンゲツ「SP 2025–2027」施工上の注意。本ページの数値例は独自の仮定で、メーカーが示した購入量ではありません。

ツールで比べるときの入力

商品Aの縦リピートを0、商品Bを64とし、両商品とも有効幅92cmを入力します。購入方法は「固定長ロールで購入」、1巻の長さは5mに設定します。幅や高さは、施工する壁の実測値に変更してください。

窓やドアの面積は引いてよい?

窓の上下やドア周囲にも壁紙が必要です。面積を引くだけでは列数や柄合わせのロスを反映できません。このツールは開口部を控除せず、端材の再利用も計算しません。実際の割付は別途確認してください。

この例を計算ツールで開く →

購入前の確認

数量は概算です。送料・工具・接着剤・施工費は購入費に含みません。実測寸法、商品の施工要領、販売店の注文条件を確認してから購入してください。

更新日:2026年10月10日 / 運営:材料えらび計算室 運営

ほかの計算ガイドを見る

作成・運営:材料えらび計算室 運営